リトミックの講師養成講座を受けてきました。
子どもたちを惹きつける声かけの仕方、ピアノの弾き方、曲の作り方…等の勉強をして、リトミックは奥が深い!!と改めて思いました。
リトミックのレッスンは、一見、音楽に合わせて跳ねたりスキップしたりしているだけのように見えますよね。
でも、考え抜かれたリトミックのレッスンでは、どんな動きにも意味があります。ただ楽しく跳ねたりスキップしたりしているだけなわけではありません。
音の高低、大小、フレーズ感、拍子感、調性感などを子どもたちが楽しみながら身につけられるように、カリキュラムが組まれています。
本物のリトミックは、ただの遊びではありません。ただの遊びではないけれど、とても楽しいのです。
そして、それはやはりCDなどではなく、講師の生のピアノでないと、その効果も半減です。
講師が子どもたち一人一人をしっかり見て、動きを指示しているからです。
CDでは毎回同じ音楽が流れるので、子どもたちは2回目には動くタイミングを覚えてしまいます。
それでは、意味がありません。
講師の即興演奏では、毎回子どもたちの様子に合わせて音楽や動きの指示を変えることができます。
子どもたちは毎回、講師の演奏に注意深く耳を傾けなければなりません。だからこそ、力がつきます。
そして、講師は子どもを惹きつける魅力的なレッスンをしなければなりません。
子どもたちが楽しく、音楽の要素を身につけられるレッスンを提供できるよう、日々の努力が必要だと感じる講座でした。
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